家の構造は? 鉄骨の家が火に強いというのは、幻想?

2017.11.02

以前のブログに続き、家の構造についてです。

今回は火に対して。

「木材の方が鉄より火に強い」

というと、びっくりするかもしれませんが、本当です。

確かに燃えやすいという欠点はありますが、分厚い木材は表面は燃えても、

芯まで燃えるのには時間がかかります。

木材は表面は燃えても、芯まで燃えるのには時間がかかります。

鉄は、火災に強いと思われていますが、熱でグニャっと曲がってしまいます。

鉄は、それ自体は燃えませんが、火災で高熱にさらされると急激に強度を失って、

グニャっと曲がって(メルトダウンというそうです。)しまいます。

実際に鉄は700度を超えると曲がるそうです。

戸建の火事は1200度に達しますので、700度を超えると・・・

木は燃えますが、表面が燃えて炭化したら、逆に中は燃えにくくなるのです。

木は表面が燃えますが、木の中は炭化することで燃えきらない特徴があります。

1分間に0.7mm炭化していくとのこと。

life01_15 

これは実際に杉の燃焼実験を15分間行った写真だそうです。

このように、表面は約 1~2㎝程度焼けていますが、

それより内部には炎が通っていないことがわかりま す。

木は燃えると表面に炭化層ができ、その炭化層が空気をブロックするため、

表面は燃えても、木の内部までは燃えにくくなるのです。

ですから、太い木材でできている建物は、火災になっても、

鉄骨より長時間熱にさらされても、崩れ落ちる可能性が低いと考えられているそうです。